常識の中での「反常識」 2
「反常識」という言葉をはじめて組革研で使い出したころ、参加者から「俺は共産党はきらいだ」と言う声が出ました。
「私は人間党だ」と即座に返した覚えがありますが、この人はおそらく「反体制」あたりの言葉と混同したのでしょう。
私が言う「反常識」とは、現状のあるがままの体制や条件の枠組みの中で、「人を人として」の人間観による「人びとと仕事とのかかわり合い」を求めて、その運営のしかたのある部分を、いままでと反対にしてやってみようではないか、ということです。
ちょっと反対にしただけで、いつもとは違った集団活動の状態がすぐさま生まれてきます。
おそらく、想像を超えるものになるはずです。
人間はある状況の下である症状を示しているのであって、したがって、状況が変われば別な症状を現してくるからです。
集団ともなれば、この現象はいっそう顕著です。
以下に、「反常識」のいくつかを記してみましょう。
いずれもが、きわめてリスクの少ない、間違っても大火傷をする心配のあまりない、しかも有効性を実証済みのものばかりです。
誰にでもできることですから、ぜひトライしてみてほしいのです。
「反常識」こそ、変革に不可欠の進めかたであることを実感できるに違いありません。